日頃からカミソリでムダ毛を処理している方は多いと思います。
毛穴の炎症や乾燥肌など、肌トラブルはありますか?
肌トラブルを防ぐ、カミソリでのムダ毛処理方法のポイントを6つ押さえ、ご紹介したいと思います。
カミソリでのムダ毛処理はオススメできない
ムダ毛の処理方法として、人気の高いカミソリ処理ですが結論から言ってしまうと、あまりおすすめは出来ません。
人間の表皮は0.2ミリと見た目より薄くできています。
その為、カミソリを使うと皮膚まで削ってしまい乾燥や炎症などのトラブルの原因になります。
私自身、ハッキリと肌トラブルは無かったものの、カミソリ処理を辞めてから、とても肌質が良くなりました。
ムダ毛処理にカミソリを使うメリット
あまりおススメはできないカミソリを使ったムダ毛処理ですが、いくつかメリットもあります。
まず、『すぐに毛の処理ができること』です。
光やレーザー脱毛だと、施術後1~2週間後に毛が抜けますが、カミソリで剃ればその場で毛の処理ができます。
次に、『簡単に処理できること』です。
自宅でムダ毛の処理をする場合、ワックス脱毛や脱色剤などがありますが少しコツが必要で時間もかかります。
その点、カミソリでの処理は簡単で時間もさほどかかりません。
また、『低価格でムダ毛処理ができる』こともメリットの1つです。
カミソリ本体で、安くて100円。質が良いものだと2000円前後で買えます。
また、替え刃も質が良いものだと3〜4個で1000円程度。
2週間に1度刃を替えたとしても、1ヶ月500円しかかかりません。
肌への負担を考えると、カミソリ処理は急に毛の処理が必要になった時の対処法として考えるのがおススメです。
カミソリを使う場合の6のつポイント
1.お風呂での処理はNG
カミソリでムダ毛処理をしている方のほとんどが、お風呂の中で行っていると思いますが、これを止めると、ぐっと肌質が良くなります。
浴室内は綺麗に見えて実は雑菌の宝庫です。
そこに、カミソリを保管し処理すると肌に雑菌を塗りつけることになり、赤く毛穴が炎症するなど、肌トラブルの原因となります。
また、カミソリの刃はステンレスではない為、錆びやすく切れ味が悪くなります。
切れ味が悪い刃を使うと、危険を伴いトラブルを招きます。
また、石鹸やボディーソープをシェービング剤の代わりに使うことも肌荒れの原因となります。
石鹸やボディーソープは本来 体を洗うものであり、洗浄力があります。
その状態で、カミソリ処理をすると皮膚が傷つきやすく更に乾燥を招くことになるのです。
毛に水分がある方が、柔らかく剃りやすいため、お風呂上がりに1枚タオルをもっていき部屋の中でカミソリ処理をするのがおすすめです。
家族にバレず、お風呂の中でこっそり処理がしたい方は、剃った後に肌を温めると肌トラブルの原因となるため、湯船から上がりお風呂から出る前に剃ってください。
また、時間がなくどうしても体を洗いながら剃りたい方は、洗顔フォームか洗顔せっけんなど、比較的洗浄力が弱いもので代用するとまだ肌トラブルを抑えられます。
刃に石鹸カスが残ると錆びやすいため、使用後は必ずしっかりと洗い流して下さい。
2.毛の流れに沿って剃る
毛の流れと反対に剃ると、深剃りしやすく肌トラブルの原因となります。
必ず、毛の流れに沿って剃りましょう。
どうしても、毛の流れと反対に剃らなければ綺麗に剃れない方は、刃を替えるか毛を軟化させる効果があるシェービング剤に替えてみましょう。
3.必ず保湿する
カミソリ処理後は、皮膚トラブルを防ぐため必ず保湿を行います。
おススメは、抑毛効果のあるボディークリームです。
抑毛効果があるクリームは主に2種類で“大豆イソフラボン”と“パイナップル酵素”です。
大豆イソフラボンはエストロゲンという女性ホルモンに似た効果があるため、毛の成長を遅らせる効果があります。
化粧品の表記は大豆エキスや大豆発酵液などです。
また、パイナップル酵素には、たんぱく質を分解する働きがあるため、たんぱく質である毛を細くする効果があります。
こちらは、パイナップルエキスや パパイン酵素などと表記されています。
アラントイン配合など、鎮静効果もあるクリームを選ぶと肌トラブルを防ぎ、より効果的です。
ローションタイプやジェルタイプなどさっぱりとしているものの方が使いやすいです。
しかし、乾燥に弱くまたさっぱりしている方が、界面活性剤などの添加物が多くなり、刺激になる傾向がある為、カミソリ処理後は鎮静効果もあるしっとりとしたクリームタイプがおすすめです。
どうしても、肌のベタつきが気になりクリームを塗りたくない方は、カミソリ処理後 保冷剤や冷たいタオルでしっかりと冷やし化粧水を塗って下さい。
カミソリ処理後は、肌の炎症を抑える(できれば抑毛効果もあるもの→保湿する。
この流れが基本です。
4.カミソリの保管場所に気を付ける
湿気のない、日が当たらない場所へ保管してください。
雑菌が増えることと、刃の劣化を防ぐためです。
使い終わったあとは、カミソリを洗いしっかり乾燥させるようにします。
また、刃に施されているコーティングや刃こぼれの原因となる為、タオルなどで刃の部分を拭くのは厳禁です。
5.刃はこまめに替える
カミソリの刃は使い方や、頻度にもよるのですが大体“2週間”で交換が目安です。
なんとなく切れ味が悪いと感じたときが交換のサインといっていいかもしれません。
また、刃を捨てる際は自治体にもよりますが、捨てる袋に危険と表記するなどの配慮をしてから、不燃ごみとして処理します。
良いカミソリの選び方
たくさんの種類があるため、目的や自分にあったカミソリを選びましょう。
まずは、男性用か女性用かです。毛の濃さは男女ではっきりと違いがあるため特に女性は女性用のものを使用するのがおすすめです。
背中まで剃りたい方には、長い柄のカミソリもありますし、ビキニラインを剃りたい方には、長い毛でも処理できるクシ付きのカミソリもあります。
まずはどこを剃りたいのかを決めましょう。
まんべんなく、全身剃りたいというかたには、ひざ等のカーブも剃りやすい首振りタイプ。そして3〜5枚刃がおススメです。
刃の枚数が多ければ、よく剃れるという事はありませんが、刃が何枚かあるとその分肌への刺激が分散されます。
よって首振りタイプの3〜5枚刃がおすすめです。
まとめ
- カミソリでのムダ毛処理は一時的なものにしておく
- お風呂の中で剃らない。カミソリをお風呂へ置かない
- カミソリの刃をタオルなどで拭くのは厳禁
- 基本は2週間に1度刃を替える
- カミソリ処理後は抑毛ローションで保湿するのがおすすめ
- 刃を捨てる際は、周りへの配慮を忘れない
- 全身剃りたい方へのおススメの1本は“首振りがついた3〜5枚刃”
カミソリでのムダ毛処理を日常的に行うのはあまりおススメできませんが、すぐに毛の処理が出来ることと、安く簡単に処理できるなどメリットがたくさんあります。
カミソリを使った正しいムダ毛処理は、少し手間に感じても、驚くほど肌質が変わることがあります。
正しく使い、美肌でツルツルの陶器肌を目指しましょう。
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Source: 超脱毛【脱毛】 カミソリでムダ毛処理する場合の6つのポイント