ムダ毛処理の方法は大きく分けて2つあります。
自分で処理をする「自己処理」とプロに処理をしてもらう「脱毛サロン、医療クリニック」です。
自己処理かプロに任せるかどちらが良いでしょうか?
このページでは6つの代表的な処理方法を解説していきます。
ムダ毛処理の方法1『毛を剃る』
刃を使い、毛を剃る方法です。
メリットは、『気になったときに処理でき、即効性があること』です。
また、カミソリは100円でも買えるなど比較的安価です。
デメリットは『肌を削ってしまう可能性があること』です。
気軽に処理できる分使い方には注意が必要です。
カミソリ
おすすめ度★★★☆☆
カミソリを使った処理方法
- ジェルやシェービングクリームで肌を濡らし、毛を寝かせる
- 毛の流れに沿って、足であれば膝からくるぶしに向けて剃っていく
- 洗い流し、肌を保湿する
- 2週間に1回刃を換える(使用頻度や毛の濃さにもよるため、あくまで目安)
肌トラブルを防ぐため、カミソリで毛を剃る際は、毛を柔らかくすることが大切です。
脇などの固い毛は、剃る前に蒸しタオルなどで柔らかくしておきましょう。
また、お風呂の中で処理する方が多いですが、衛生面を考えるとおすすめできません。
雑菌が繁殖し、毛穴が炎症する可能性があるためです。
どうしても、お風呂で処理したい方はカミソリをお風呂に置きっぱなしにしないこと。
また、処理後は肌を鎮静してくれる保湿剤を塗ることをお勧めします。
シェーバー
おすすめ度★★★☆☆
シェーバーを使った処理方法
- 基本的にジェルやシェービングクリームなど下準備は不要
- 毛の流れに沿って刃を垂直に当てる
- 肌を保湿する
- 刃は1年半ごとに換える(使用頻度や毛の濃さにもよるため、あくまで目安)
シェーバーはカミソリと違い、刃にガードがついているため、直接肌に刃が当たりません。
そのため、乾燥肌など肌が弱い方におすすめです。
基本的にジェルやシェービングクリームなどは不要ですが、中には使用するものもありそち
らの方が毛をより深く剃ることができます。
カミソリより、肌に優しいですがその分持続性がなく、処理後は毛がチクチクしやすいです。
産毛の部位や毛が細い方におすすめです。
ムダ毛処理の方法2『毛を抜く』
毛を根元から抜けば、痛みを伴いますが、大体1週間は生えてきません。
メリットは『持続性があること』 デメリットは『抜く際に肌に負担がかかり、毛穴に炎症が起きやすいこと』です。
毛抜き
おすすめ度★☆☆☆☆
毛抜きを使った処理方法
- 毛穴を開かせるため、お風呂上りに行う。または蒸しタオルで肌を温める
- 毛の流れに沿って毛を抜く
- 肌を鎮静してくれる保湿剤を塗る
結論からいうとあまりおすすめできません。
毛穴が炎症を起こしやすく、赤いぶつぶつなど色素沈着を起こしやすいからです。
抜いたあとは必ず、肌のクールダウンが大切です。
ワックス脱毛
おすすめ度★★☆☆☆
ワックスを使った処理方法
- 肌の汚れを取り除き、水分をよく拭く
- ベビーパウダーをはたく
- 毛の流れに沿うようにワックスを塗る
- 専用シートを毛の流れに沿うように押し付ける
- 片手で皮膚をはり、毛の流れと逆方向に一気にはがす
- 肌を鎮静してくれる保湿剤を塗る
一見簡単そうに見えますが、意外と難しいです。
重要なのは、肌に水分を残さないことと一気にシートを剥がすこと。
また、毛を1~2㎝まで伸ばすこともきれいに抜けるポイントです。
ムダ毛処理の方法3『毛に熱を伝える』
毛はタンパク質でできているため熱に弱いです。
効果がある分、使用する際は慎重に行うことが大切です。
メリットは『処理効果が高い』
デメリットは『火傷などのトラブルがあること』、『自己処理の中では、費用がかかること』です。
家庭用脱毛器
おすすめ度★★★★☆
家庭用脱毛器を使った処理方法
- 毛を剃る(深く剃りすぎない)
- 保冷剤や冷たいタオルなどで肌を冷やす
- サングラスを装着する
- 照射
- 肌を冷やす
- 保湿する
- 脱毛後5日~1週間後に抜ける
黒いものに反応する光を肌に照射する方法。脱毛サロンで使用する機械との違いは光の強さです。
サロンに比べて効果は劣りますが、自宅にいながら安価で脱毛できるととても人気が高いです。
また、ビキニラインやOラインの脱毛など見られることに抵抗がある部位を脱毛するのにもおすすめです。
火傷を防ぐため、脱毛前後にしっかり冷やすことが大切です。
ヒートカッター
おすすめ度★★☆☆☆
ヒートカッターを使った処理方法
- 理想の毛の長さをきめる
- コームで毛をとかし、焼き切る
以上です。とても簡単です。
ヒートカッターは別名ビキニライントリマーともいいます。
脱毛や剃毛ではなく、毛を少なくする目的です。また、切り口が丸いという特徴からはさみで切るよりチクチクせずふんわりした仕上がりになるのが特徴です。
毛を焼く独特な匂いがするため、匂いに敏感な方は注意が必要です。
ムダ毛処理の方法4『薬剤を使う』
薬剤を使って毛を目立たなくする方法もあります。
メリットは『手軽にできる』、『広範囲の処理ができる』 デメリットは『肌が弱い人はおすすめできない』、『コスパが良くない』ことです。
除毛クリーム
おすすめ度★★☆☆☆
除毛クリームを使った処理方法
- パッチテストをする
- 水分をよくふき取る
- 除毛クリームを塗る(5~10分)
- ふき取り、洗い流す
- 肌を保湿する
重要なのは使用する前に必ずパッチテストを行うことです。
アルカリ性のチオグリコールなどが配合されており、毛を溶かして処理します。
即効性がありますが、その分刺激も強いので肌が弱い方にはあまりおすすめできません。
抑毛剤
おすすめ度★☆☆☆☆
抑毛剤は塗るだけなので、使用手順はきます。
大豆イソフラボンやパイナップル酵素などが配合されている保湿クリームやローションを直接肌に塗ることで毛の成長を遅らせます。
手軽で安全ですが、この方法だけで毛を目立たなくするには時間がかかりすぎ、あまりおすすめではありません。
脱色剤
おすすめ度★☆☆☆☆
脱色剤を使った処理方法
- 脱色クリームの液を混ぜる
- パッチテストを行う
- 説明書通りに時間を置いたら、クリームを取り除きぬるま湯か水で洗い流す
- 保湿をする
毛を脱色し、目立たなくする方法です。
脱色剤は肌に刺激があるため、必ずパッチテストを行います。
また、肌への負担を減らすため石鹸やボディーソープの使用、お湯で流すことはNGです。
肌への負担や、毛が表面からなくなるわけではない事を考えると、こちらもあまりおすすめではありません。
ムダ毛処理の方法5『エステサロン』
ニードル脱毛(美容電気針)
おすすめ度★★★☆☆
ニードルと呼ばれる針を毛包に挿入し、1本1本毛を処理します。
逆さまつ毛の治療のために開発された、最も歴史がある脱毛法です。
メリットは『確実に脱毛できる』、デメリットは『料金が高い』、『痛みを強く感じることがある』、『施術者によって効果にばらつきがある』ことです。
一見デメリットの方が多いですが、高い脱毛効果を望む方におすすめです。
また、施術に時間がかかるため、全身脱毛より脇だけなど限られた部位の脱毛に向いています。
ワックス脱毛
おすすめ度★★★☆☆
松脂などを使用し毛を抜いていきます。
自宅でもできますが、コツがいるためプロに頼んだ方が仕上がりがきれいです。
メリットは『その場で綺麗になる』、『広範囲の処理が可能』デメリットは『抜くだけなのでまた生えてくる』、『痛みを伴う』事です。
その場で綺麗になりたい方におすすめです。
フラッシュ脱毛
おすすめ度★★★★☆
家庭用脱毛器と同じく、黒いものに反応する光を肌に照射し、毛根にダメージを与えます。
照射後5日~1週間で毛が抜け落ちます。
比較的安価で脱毛ができると人気が高い脱毛法です。
メリットは『サロン、クリニックの中では安価で脱毛が出来る』、『痛みを感じにくい』『広範囲の処理が可能』。
デメリットは『日焼けしている部位には施術不可』『永久脱毛ではない』ということです。
ムダ毛処理の方法6『医療クリニック』
ニードル脱毛(絶縁針)
おすすめ度★★★☆☆
エステサロンと同じく、針を毛包に挿入し1本1本毛を処理する方法です。
エステサロンとの大きな違いは絶縁針という、肌に熱が伝わらない針を使用することです。
技術者不足やレーザー脱毛の普及で、現在医療クリニックで取り扱っている場所は少なくなっています。
メリットは『永久脱毛が可能』、『白髪や日焼けしている肌にも施術可能』
デメリットは『施術可能なクリニックが少ない』、『料金が高い』ことです。
ニードル脱毛がしたいけど、肌トラブルの対処が心配な方はクリニックがおすすめです。
レーザー脱毛
おすすめ度★★★★★
フラッシュ脱毛と同じ原理ですが、光のパワーが強い為永久脱毛が可能です。
また、1度に広範囲の脱毛が可能な為、短期間で永久脱毛ができます。
メリットは『永久脱毛が可能』、『短期間で処理できる』。デメリットは『痛みを伴う可能性がある』ことです。
最近では、レーザー脱毛の痛みを和らげる為麻酔を使うクリニックもあります。
初回キャンペーンや紹介キャンペーンなどを積極的に行っているクリニックも多い為、料金も以前より下がっておりおススメの脱毛法です。
脱毛効果の高い組み合わせ
“自己処理”と“サロンやクリニックでの処理”を組合わせると、更に脱毛効果が上がります。
クリニックやサロンでの脱毛を受ける1~2週間前に、脱毛する部位を自宅でワックス脱毛をするという方法です。
毛には毛周期というものがあり、成長期→退行期→休止期の3段階に分かれます。
レーザー、フラッシュ、ニードル脱毛はこの成長期の毛にダメージを与える事で高い脱毛効果を出すことができます。
よって、出来るだけ毛周期を合わせることが高い脱毛効果をだす鍵となります。
脱毛期間中、自宅では抑毛ローションなどで保湿ケアを行う事も効果的です。
まとめ
- カミソリは雑菌が繁殖し、肌に負担をかけるためお風呂場に置かない
- 自己処理後は必ず保湿をする
- 薬剤を使った処理は敏感肌の方にはおススメできない
- 永久脱毛はクリニックのみ可能
- “自己処理”と“サロンやクリニックでの処理”を組合わせると、更に脱毛効果が上がる
全てのムダ毛処理法にメリットとデメリットがあるため、それぞれの特徴を活かしうまく組み合わせることが、綺麗への近道だと思います!
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Source: 超脱毛【脱毛】 ムダ毛の処理方法【全6個を解説】